人が多く在籍する組織では、組織をうまく運用するための仕組みが備わっている。構成員にそれぞれの役割が与えられ、その役割に徹する必要がある。

仕事の従業員を従えて、指揮を取る役割を担っているのは、管理職の仕事である。各スタッフに指示を出し、各人が必要な作業を行う事ができるようにマネージメントする。それだけに、スタッフに指示に従わせることができるだけのリーダーシップを持つ事が、管理職には求められる。メンバーが管理職からの指示に従うということは、単に仕事でその役割を割り当てられているというだけではない。

どういうことかと言うと、管理職として上司にあたる人物などの能力を認めているからでもある。リーダーであるその人物に対して信頼ができないようであれば、その指示に従うことには抵抗がある。チームの関係がうまくいかないのであれば、リーダーシップの要素が十分に発揮できていない可能性がある。メンバーとの信頼関係を築く事が、リーダーとしての役割を果たすための重要な要素である。手掛かりとしては、常日頃からスキンシップをとり、互いの理解を深め合う事が方法としてある。またさらに、仕事の成果をあげて、指示に従えば仕事の目的が達成できると認めてもらうことである。

このように、管理職の仕事はやりがいがあり、また信頼を得ることの難しさがある。世の中の多くの会社などの組織では、管理職が自らのリーダーとしての役割を果たすため、多様な手を使ってマネージメントに苦心しているという事情が存在する。これから先リーダーというポジションを担う可能性がある人は、日常の仕事に予測力をもつことも頭に入れておくとよいだろう。